防災ガイド
自然災害による、わが家の危険を知ろう

大垣市の災害の歴史

1891年(明治24年)
濃尾地震

10月28日午前6時37分、現本巣市根尾を震源地とする濃尾地震が発生しました。マグニチュードはおよそ8.0で、世界でも最大級の内陸直下型地震でした。被害の詳細は、旧大垣町で、全壊家屋が3,356戸、半壊家屋が962戸にも及び、倒壊した家屋の下になって逃げ出せず、焼死した人も数多く出ました。

岐阜県図書館所蔵

1976年(昭和51年)
9月12日豪雨

台風17号の影響で、断続的に降り続いた雨が美濃地方の平野部を中心に集中豪雨となり、9月12日には安八町大森で長良川の堤防が決壊しました。大垣市でも、9月8日から14日までの降雨量が824ミリに達し、市内全域で浸水被害が出ました。

2002年(平成14年)
台風6号

台風6号と梅雨前線の影響により、荒崎地区では、大谷川洗堰からの越流による浸水被害が広がりました。降り始めからの降雨量は、赤坂観測所で、263ミリに達しました。

2012年(平成24年)
9月 時山地区土砂災害

台風16号の影響により、上石津地域の時山地区では、家屋に土砂が流入するなど大きな被害が発生しました。降り始めからの降雨量は、下山観測所で493ミリに達しました。

2017年(平成29年)
10月 台風21号による浸水被害

台風21号の影響により、市内の広い範囲で、道路冠水や住家への浸水被害(内水氾濫)が発生しました。降り始めからの降雨量は、大垣観測所で274ミリに達しました。